「ロータリアンは、例会に出席しなければいけません。必ず出席するように」と、先輩会員から聞かれて悩んでいらっしゃる新会員も多いと思います。仕事の都合や病気のため出席できないときは、どうすればいいのですか? そんなときは、自分に合う例会場を探してメイクアップをすればいいのです。ただし欠席の前後2週間以内。
メイクアップ“Make-Up”、英和辞典を引くと、多くの意味が並んでいます。「化粧をする」「決算、精算する」「取り戻す」など。そして、あるかたちのものを補填したり、帳尻を合わせたり、といったニュアンスの言葉であることに、気づくでしょう。
ロータリアンの三大義務は、ご存じのように、「例会の出席」「会費の納入」「ロータリー雑誌の購読」です。前述のように、どうしても長期の転勤、海外出張、そして長期の入院などで例会に出席できない場合、それを補うために、他クラブの例会などに出席するのが「メイクアップ」。日本語で言えば、「出席補填」ということになります。
この「出席補填」であるメイクアップを日本においてもアメリカのようにEクラブで可能になりました。
今期から我が中島クラブにおいても国外および国内のEクラブを利用して出席補填が可能になりました。「時代の先取り」かもしくは「安易な発想」か?いづれにしても当中島クラブはEクラブでのメイクアップできます。メイクアップ方法は、リンク集にある国内の日本ロータリーEクラブ2650のサイトから参考に行ってください。最近、私は最近超多忙を極め学会出張や発表で全国を飛び回りました。このため例会に出席できなくなり国内のEクラブでメイクアップを行いましたので最新のメイクアップカードをお見せします。ちなみにメイクアップ料は1,000円です。さー皆さんでメイクだ。
広報R情報委員長 室木俊美
ロータリアンに聞きました
なぜ、会員が減るのか
日本国内の会員数の減少は、少し緩やかになったものの、残念ながら、まだその底を見ることができません。日本のロータリークラブ数は減ることはない、と言われてきましたが、ここ数年、解散または合併したクラブもあり、その中には、長い歴史を誇るクラブもあります。会員増強および拡大月間にちなみ、会員数の減少の理由について、会員歴10年以下の方々に伺いました。
企業退職者の入会を
中島RC 室木俊美
「会員増強」より「会員維持」が重要です。もし新会員が入ってきた場合、退会しないように旧態を考え直し、新しいロータリアンの意欲に対して、先輩ロータリアンは応えなければいけません。斬新なアイデアや新しい活動分野を提供して、「入って良かった」と思ってもらうことが大切です。さらに、一般企業を退職した「職業OB人」の入会も、今後見直さなければいけません。
中島RCは前年度、3人の純増を達成しました。この方たちは、いわゆる「職業OB人」です。ロータリーの根幹は、現在の自己の職業を通じて社会に貢献することですが、現役を退いた「職業OB人」であっても何ら遜色はありません。むしろ輝いています。当クラブが主催する奉仕活動では「一を聞いて十を知る」よろしく、われわれが舌を巻く場面もありました。若い新会員も必要ですが、経済が混沌としている中では、多くの入会は望めません。
一方、退会の理由のほとんどは、会費もしくは多額の寄付の負担と考えられますが、確かな理由は明らかにされていないようです。会員維持には、ここも明らかにした方が良さそうです。
いずれにしても、当クラブは原点に戻り、質の高いクラブづくりを目指して会員維持に努めます。
(第2610地区 石川県)
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